不動産投資の方法として大きく分けて自己所有と信託の方法がありますが、当社では自己所有による賃貸収益での投資方法をお勧めしています。なぜなら、「自分で操縦できる」からです。
不動産信託の場合、その投資の操縦者はあなたではなく信託会社となります。
投資を車と例えると、運転者が信託会社。あなたはその車を貸している人です。
そこでもし、事故が起こったらどうでしょうか?その車の修理代は請求出来るでしょうか?
残念ですが、信託に関しては泣き寝入りする他ありません。
大抵の方は不動産投資の素人かと思いますが、素人が故にプロに任せてしまいがちです。
ですが、自分の大切な車を顔も見たこともない他人に操縦させる人がどこにいるのでしょうか?
確かにプロの方が安心して収益を得られる所はありますが結局のところ、プロへの依頼料として高くついてしまうのです。そして、プロへ頼るが故に自分の投資技術の勉強機会を逃してしまっています。
せっかくの大切な車です。ご自分で運転技術を磨いて、乗り回してみませんか?
当たり前の話ですが、この下がるスピードが不況の昨今ではかなり早いのです。
さらに、現在では首都圏を除く郊外の空室率が上昇しています。そして、首都圏での物件の供給過剰。
値下げが加速していく要因は十分にあります。この家賃の下がるリスクは重要な問題です。
マンションの場合、管理費や修繕積立金・町内会費等の諸費用がかかってきます。
そして、この諸費用は年数が経つにつれて上昇します。
新築当時は安かったのが、いつの間にか費用が利益を圧迫することになるのです。
入居者についても、いつまでもその物件に住み続けるとは限りません。
入居者が退室した場合、また新たな入居者を募集しなければなりません。
入居者募集をするために退室後のお部屋を綺麗にリフォームする必要があるでしょう。
通常使っていた中での消耗劣化に関してはオーナーの負担となりますので、その分お金が出て行くのです。
関東圏では礼金は1ヵ月か2ヵ月、更新料は1ヵ月分が一般的です。
その分を収益として計算することが出来ます。
でも、ちょっと待ってください!
今後、住宅の供給過剰となるとどうなるでしょうか?値下げ合戦にならないでしょうか?
この先、礼金をもらえる・更新料がもらえる時代はなくなる可能性が高いのです。
不動産が不動産と呼ばれるのはなぜでしょうか?
そう。「動かせないから」です。不動産投資はお店の経営と同じです。物件がお店、入居者がお客さん。立地の悪いお店にはお客さんは入りません。
しかし、気付いた時にはもう遅いのです。
動かせないから不動産。購入した時点で命運は決まります。
そのため、しっかりと物件を見極められる目が必要となってくるのです。
立地、家賃相場、家賃の下落率・上昇率や管理費・修繕積立金の上昇率など綿密な調査と経験を元に
その物件が本当に将来お金を稼いでくれるものなのかを判断した上で購入する必要があるのです。