よく不動産広告の中に『徒歩１０分、南向き日当たり良し』

との表示がありますが、この『徒歩１０分』というのは

何を基準とした数字なのでしょうか。

１０人いれば１０人とも足の長さは違いますし、

歩行スピードも違うはずです。
 

そもそも少し昔までは徒歩１０分ではなく『駅１０分』などといった曖昧な表現も多く、
蓋を開けてみれば徒歩ではなく車で１０分でしたとの事も多かったらしいです。
これではいけないと『宅地建物取引に関する公正競争規約』という決まりの中で
次のように定められることとなりました。

それは『徒歩１分とは８０メートル』という規定、

つまり徒歩１０分だと歩行距離は約８００メートルとなります。
ちなみにこれを時速になおしますと４．８km/hです。
普通の人間の歩く速度が４km/hと言われていますのでそれよりもやや速い速度です。
朝通勤時に急ぎ足で駅へ向かう速度が大体この速度となるみたいです。

ただ、他にも注意が必要な点がございます。
それは『坂道』『階段』『信号』『裏道』などが考慮されてないという事です。

ですから、ご自身で実際に歩いてみる事が一番の基準となりますね！！ byネイビー